深まる秋の中 · 六式会では
『生産者様と産地をお客様と繋げよう』
と言うことで美作県民局農林水産事業部 美作広域農業普及指導センターの方と産地 · 実需者交流会を開催いたしました。
11月15日 日曜日、正午に岡山駅を出発。
秋の紅葉風景を楽しみながら1時間ほどバスに乗り最初の目的地【葡萄園】に到着しました。
生産者の角野様に、ほ場を案内していただき、 その後、いよいよ高級冬葡萄
『紫苑(しえん)』
の試食をさせて頂きました。1房で50粒ほど付くという立派な葡萄です。
綺麗な赤紫色は岡山J2のファジアーノカラーと似ているという事でコラボPRをしているという事です。ファンの方、要チェックですよ。
この『紫苑(しえん)』は岡山の冬葡萄を代表するにふさわしい味・色・香りとなっております。
そして角野様のご好意で試食させていただいた、
『マスカット・ビオレ』
葡萄らしい紫色なのに食べるとマスカット味!!
その上、皮も薄く皮ごと食べられます。
なんとも新しい美味しさの発見です。
生産者の角野様のお話の中で、津山の農業従事者の平均年齢は70歳という超高齢化問題、次世代の人材確保・育成、安定した経営計画、農業の魅力を伝えていくことの大変さ、
「葡萄美味しい」にたどり着くまでの切な思いを感じました。
私たち六式会は、食べること、お客様に食べていただくこと、想いを伝えていくことしかできませんが、その中で少しずつでも輪が広がり、それぞれの『楽しい』『美味しい』を繋げていきたいとこれまで以上に強く思いました。
角野様、関係者の皆様、大変美味しくいただきました。
貴重なお話ありがとうございました、そして
大切に育てられた美味しい葡萄もごちそうさまでした。
その後バスで第2の目的地【JAつやま小麦製粉施設】に向かいました。
国、市、JAが事業費を出し
『 津山圏域地元産小麦普及促進協議会』
を組織し、小麦の生産拡大とともに地元産小麦を利用した加工品開発を進めてきました。
主な品種として『ふくほのか』、強力粉用小麦『ゆめかおり』、製パン性に優れた『せときらら』があります。
JAつやま製粉施設の1回の製粉最大量は200Kほどです。
JAで製粉施設を持っているのは県内ではここだけです。
挽砕(ばんさい)という作業により、砕きふるいにかけます。
小麦粉と『ふすま』と呼ばれる表皮等に分けられます。この施設ではだいたい小麦粉6に対しふすま4の割合に製粉します。
ふすまは牛の飼料『つやまの牛もほほえみ』として出荷され、
津山小麦を食べて育てたブランド牛『つやま牛』として育てられます。今後、つやま牛も楽しみのひとつですね。
製粉された小麦粉は『つやまのほほえみ(薄力粉)(強力粉)』として出荷されています。
独特な個性のある。津山産の小麦粉 つまりは100%県内産の小麦粉でぜひ色々な料理を作ってみたいと思います。
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