生産者様と産地をお客様とつなげようin津山その2

津山市役所東庁舎にて、

産地PRと意見交換会と試食アンケートを実施しました。日曜日にも関わらず早くから用意、仕込み等して頂き大感謝です。 

試食の内容として

*シャインマスカット

*きぬむすめ(米)

*牛のにこごり

*西条かき

*生姜ジンジャエール

*甘栗

です。

では順番に説明させていただきます。

【シャインマスカット】

1房700g~800g位で1粒18g位、糖度20度にもなり、皮は薄く皮ごと食べられ種もなく美しい翡翠色が特徴です。

今や全国でも大人気品種となっております。岡山県の栽培面積は全国3位です。

品質としてはもちろんトップクラスです。出荷の時期は7月~11月です。

【きぬむすめ(米)】

岡山県の奨励品種とされ今後皆様が口にする機会が増えると思います。

食味官能試験において『特Aクラス』の評価を受けています。

おにぎりとして試食した印象として、米粒がとても白く輝いていて米の香りが十分にあり、米本来の甘さが噛むほどに広がっていきます。

お米の魅力を十分に引き出した塩加減、炊き加減も最高でした。

朝早くから段取りして頂いた

JAつやま販売担当課長 山本秀子様、

食べるだけで元気が出るおにぎりでした。ありがとございます。

【牛の煮凍り】

テレビの全国放送で一気に人気となった。煮凍りの裏話を聞かせていただきました。

それにしても津山はお肉屋さんが多いですね。

【西条かき】

内心「これって干す渋い柿でしょ?」って思ってました。

炭酸ガスで渋抜きをし『合わせ柿』にすることで渋が抜け、糖度20度にもなる甘くなめらかな柿として食べることができます。

『づくし柿』は熟し柿。その名の通り完熟で中はゼリー状です。冷やして半分に切ってスプーンで食べるだけでスーパーナチュラルスウィーツです。とても美味しいです。

『あんぽ柿』は干し柿ほど干してなくグミくらいの触感を残し、糖度50度にもなる凝縮された自然の甘さが特徴です。

【津山生姜】

津山が生姜の産地であったことに驚きです。100%国内産の種から育てられています。

その生姜を使ったジンジャエール。透き通る生姜の香りと黒豆のアントシアンによる薄っすらとした桜色、控えめな甘さ、シンプルだからこそ安心して飲める。

まだ試作段階ということですが岡山の飲食業界のソフトドリンクメニューに革命を起こすきっかけとなることでしょう。

皆様の口に届く日まで超!ご期待ください。

【甘栗】

岡山県の栗の第一人者 岡山県農林水産総合センター森林研究所  西山嘉寛先生 による熱意あるお話です。

市販されている甘栗は全て中国産です。27年の歳月を要し、

岡山1号、岡山2、号岡山3号、総称して『岡山甘栗』を品種登録するまでに至りました。 

特徴として、①渋皮が向きやすい②甘味が強い③身の色がきれいな黄金色です。


実際、西山先生により鬼殻に、ハサミで切り目を入れ、レンジで1分ほど加熱しただけで渋皮までするっと剥けるところを見せてもらいました。手軽さと甘さ、美しい黄金色に見学者一同とても魅力ある食材と興味津々です。

試食では焼き栗とおこわをいただきました。

今後『作州栗』として商標登録もされかわいいキャラクターとともに岡山県内外を問わす販売されていく予定です。



今回、この六式会『生産者と産地とお客様と繋げよう』研修企画は食の最前線を見学できたと思います。生産者様、研究者様、多くの方の想い、情熱、夢、見聞きしたことを少しでもお客様に伝えていくため、食材を今まで以上に大切に思う良いきっかけになったと思います。

六式会では今後もこの様な勉強会、研修会等続けていきたいと思います。

休日にも関わらず早くから段取りしてくださった職員の皆様、忙しい中集まって下さった六式会のメンバーの方々大変お世話になりました。ありがとうございました。

今後とも六式会をよろしくお願いいたします。